SMACK ENGINEER 2015 Spring Collection

ORIENTAL RED SPICY

今日に至るまで
少なからず通して来た
米・英・仏・伊 etc...
それらのエッセンスをベースに
10年余りモノ作りを進めてきました。
そうしているうちにふつふつと
沸き上がって来た母国への関心。
ローカルに育ち
ローカルにコンプレックスを
抱き
ローカルに目を背け
ローカルを愛し
深くもあり、根ざしてきた
文化・慣習。。

日常すぎて
目を向けることのなかった
自国の文化や装いを
漸く少し理解しようと
思えるようになりました

今期は従来の匂いのなかに
和をスパイスとして取り込み
SMACK流“ジャポネスク”へと
昇華させました。

より無国籍で混沌とした世界を
愉しんでいただければ本望です。


ブラウン管のとなり ブラウンウッド
クリスタルフィッシュ飲み込んだ
2輪の大きな ガーベラ ピンク
ゴールドのクルミ抱えた 黒いスクイール

オリエンタル ウッド スパイシー

いまにもこぼれそうな キャンドル達
香りのなくなったドライフルーツ
意味なく横に並んだ小ぶりのスピーカー
カタカタと壊れそうなキャメルのコンポ

オリエンタル レッド スパイシー

無造作に積み上げたノベルズ
仕舞うことさえ忘れたクロス

考える暇なく積み重ねる日々
振り返ることない一日の終着

オリエンタル ウッド スパイシー

混沌と 気づけば いつの間にか
漠然と 気づけば いつの間にか

色とりどりベジタブル
ピリピリした 数種類のオイル
舐め回す

オリエンタル レッド スパイシー

気づけば 眠ってる